ファンドレイザーになるための勉強方法は?経験者のおすすめ方法を5分でチェック

ファンドレイザーになるため、勉强しようと思っても、何をどう勉強したら良いか分からないですよね?

ファンドレイザー歴7年の私が試行錯誤で実践してきた、勉強方法とポイントについて、4つに分けてご紹介します。

ファンドレイジング大会等のイベントに参加し成功事例を学んだり繋がりを得る

近年、ファンドレイジングに関するイベントが首都圏等で開催されていて、参加することで様々な学びが得られます。

主なものとして、「ここに来れば、ファンドレイジングの全てが学べる」というキーワードで年に1度、9月頃に東京で開催されるFRJというイベントがあります。

FRJに参加することで、以下のような事が得られます。

成功事例を通してファンドレイジングについて理解がすすむ

FRJはNPOの代表や事務局長等、業界で活躍中の講師が担当する1コマ90分のセッションが多数用意されていて、受講することができます。

セッションは自分で選択できるため、ファンドレイジングという言葉が良く分からない人でも自分の興味のあるテーマの延長で、成功事例を通してファンドレイジングについての理解を深める事ができます。

私がファンドレイジングという言葉を初めて知ったのは、9年前にFRJに参加した時でした。

当初、企業で法人営業のキャリアを歩んでいて、法人営業に関するセッションを受講し、「キャリアを活かしてNPO業界に貢献できる、ファンドレイジングという考えがあるんだ!」という気づきが得られた事が、私がNPO業界に足を踏み入れる契機となりました。

同じ境遇の人や目指すべき人との繋がりが得られる

FRJには、NPO関係者、企業のマーケティング担当、行政の助成金担当者等、様々な方が全国から集います(2019年参加者数1,700名強)。

「ファンドレイジングが良く分からないけど、とにかく来てみた」「プロボノで活動しているけど、うまく成果が出せない」等、同じ立場で悩みを抱えている人と繋がったり、目標とすべき人が見つかったりと、多くの人との交流の機会が得られる点が、FRJの魅力でもあります。

皆様も、知識だけに限らず、勉強の動機づけの機会を得られる可能性がありますので、FRJに一度は参加される事をオススメします。

FRJ以外のイベント情報

イベントは上記以外にもありますので、ご興味のあるイベントにご参加下さい。

書籍・ブログ・セミナーを通じて自分のペースで学びを深める

自身の状況に合わせて、学びを深めたい方は、書籍・ブログ・セミナーで勉強する方法があります。

以下、「ファンドレイジングに特化したもの」と、「私が実践で身につけたその他のもの」に分けてご案内します。

ファンドレイジングに特化した書籍やブログ

書籍を中心に、様々な切り口でファンドレイジングについて学べるものをご紹介します。

書籍

  • 日本一ファンドレイジングの普及に貢献されている日本ファンドレイジング協会兼株式会社ファンドレックス代表である鵜尾雅隆さんの処女作
    ファンドレイジングが社会を変える
  • 寄付という行為がいかに自分にとって為になるか等が理解できる
    社会を変えるお金の使い方
  • 日本初のろうあ者向けの学校設立のため1億以上の寄付を集めた経緯が学べる
    小指のおかあさん
  • 日本寄付市場に関する各種データが掲載されている
    寄付白書

ブログ

NPO等のコンサル会社である㈱ファンドレックスが広報系を中心にファンドレイジングに関するノウハウ等を紹介「インパクト・ラボ

特化はしていないがファンドレイジングに役立つもの

中小企業向け経営・戦略・マーケティング等に関する書籍は、ファンドレイジングへも応用が可能で勉強におすすめの分野です。

書籍

DRMについてはセミナー参加を推奨

BtoCのファンドレイジングを効率的に行う上で、DRM等について学ぶ事は避けては通れません。

管理者やSEとしてDRM等を活用できる程、勉強する必要はありませんが、DRMがどうファンドレイジングに生かされるのかを理解する事は、重要です。

主なDRMには、kintoneとセールスフォースがあります。

上記2つとも、各企業が無料や低額のセミナーを開催しているので、DRMに関しては書籍などで勉強するより、ご自身で検索してセミナーを受講するのが、はじめの一歩によいでしょう。

2つを比較した場合、kintoneの方が誰でも理解しやすく、使えるようになるための学習コストは短くて済むようです。

資格習得やスクールを受講を通して体系的な学びを得る

日本ファンドレイジング協会が主催している、認定ファンドレイザーや準認定ファンドレイザーという資格制度があります。

こういった資格は、ファンドレイジングに関する知識を、体系的に整理するために役立ちます。

私も両資格保有していますが、資格取得を通して、遺贈寄付や疑似私募債等、普段の業務で扱わない事へ関心を広げる良い機会になっています。

資格取得だけでなく、更に踏み込んで、学びたい人は、同団体が主催している、ファンドレイジング・スクール制度の受講も一手です。

私は受講経験はありませんが、実践的なノウハウや、共に励み合う仲間との繋がり等が得られるようです。

上記2制度の詳細は、日本ファンドレイジング協会のホームページをご参考下さい。

プロボノ等を通じて実践する事でキャリア形成にも繋がる機会を得る

実は、既述した資格を取得しても、資格を活かして働けるスキルが身につくわけではありません。

準認定ファンドレイザーの資格保有者は2020年1月現在、関西で115人存在してます(出典:日本ファンドレイジング協会ホームページ)が、フリーランスで活躍されている方は、私が知る限り2人しか存在していません。

上記を踏まえ、机上で知識を得るより実践スキルが求められていて、キャリア形成上も有益に働く可能性があります。

実践の機会を得るためには、プロボノ・インターン制度の利用が敷居が低く、詳細はサービスグラントや2枚目の名刺といった法人のホームページをご参考下さい。

まとめ

ファンドレイジングに関する知識を、実務レベルで習得している人は多くないので、できる範囲で勉強を行う事で、キャリアアップに繋げる事が可能だと思われます。

なお、ファンドレイジングを行う対象は、BtoC(個人寄付)とBtoB(法人寄付)があり、前者の方がNPO側が求めるニーズが高いため、キャリアアップする上で有効な分野だと思いますのでご参考下さい。

このブログが皆さんが勉強される上での参考になれば幸いです。

この記事を書いた人
北村 政記

福利厚生代行上場企業7年→子育て系NPO勤務6年のキャリア後、母親の育児負担軽減に寄与すべく、2019年4月に独立。WEBマーケティングやセールスフォースの導入設計を通じ、体系的に売上増大や業務軽減を実現できるのが強み。プライベートでは2児の父であり、琵琶湖で釣りガイド業等も運営。自身の経験を活かし、皆様に役立つ情報発信に努めます。