ファンドレイザー・NPOで働くのにおすすめの求人媒体を5分でチェック
ファンドレイザーとして働きたいと思っても、どの媒体で求人を見つければよいか、分かりませんよね?
NPOでの採用担当経験や私自身の求職経験を元に、一般的な媒体やNPO関連求人が多い媒体を取り上げ、皆様が職を探せるためのポイントをご紹介します。
目次
一般的な求人媒体は掲載数が多いのが魅力
一般的な求人媒体で、ファンドレイザーやNPO関連の求人が掲載されているものは、ある程度限られています(NPOの求人は有料媒体に掲載されにくい傾向があるため)。
以下、効率的にNPO関連求人が検索でき得る一般的な媒体をご紹介します。
Indeedは日本最大級の求人媒体
テレビCM等でよく見かけるIndeed。
ご存知の方は多いと思いますが、求人掲載数が多いのが最大の魅力です。
Indeedは、求人媒体の中では「求人検索エンジンサイト」と分類されるもので、あらゆるサイトの求人情報を集約して掲載する機能があるため、掲載数が多くなります。
Indeedの特徴は以下の通りです。
- 一度に複数媒体の求人を探せる
- 会員登録なしで利用できる
- 具体的なキーワードで検索すれば希望求人を的確に探せる
- 一定条件の求人情報をメールで受取ることができる
- 非営利だけでなく、一般企業の求人も検索できる
例えば、キーワードで「NPO」や「ファンドレイザー」「ファンドレイジング」と入力した上で希望勤務地を入力すると、様々な求人が表示されますので、試してみてくだい。
また、ある条件で検索した後、メールアドレスを登録すれば同じ検索条件の新着求人をメールで受け取ることもできるので便利です。
なお、検索結果で表示される掲載数が多くても同法人同職種が複数掲載されている事もあるので、その点はご注意下さい。
ファンドレイザーに特化したページも作成されているスタンバイ
Indeedと同じ検索エンジンサイトとして著名なものに、スタンバイがあります。
Indeedにはない特徴として、ファンドレイザーに特化した求人特集ページが設立されていることが挙げられます。
https://jp.stanby.com/feature/fundraiser
2020年1月現在、上記の求人掲載数は限られていますが、今後増えていくかもしれません。
大学職員等のファンドレイザー応募等が見つけられるリクナビNEXT・マイナビ転職
リクナビNEXT・マイナビ転職等は、大学基金のファンドレイザーの応募が掲載されている事が多いです(私自身が求職者として各媒体を活用した経験で気づきました)
マイナビ転職では2020年1月現在、横浜市立大学でファンドレイザー求人の応募が掲載されていますが、大阪大学や京都大学の同職種求人の掲載実績も同媒体にはあります。
大学基金のファンドレイサー求人は、契約社員での募集が大半ですが、年収は450万程度で、法人営業を中心としたファンドレイザーのキャリアが実績を積めるようです。
なお、上記媒体で「NPO」で検索すると介護・保育系、学習塾系、その他NPOの現場スタッフや広報等の求人が多い傾向がみられます。
募集求人の漏れを防ぐためには複数媒体での検索が肝要
同時期に応募中の求人を漏れなく検索するためには、できる限り多くの媒体での検索をおすすめします。
NPOの採用担当者はマンパワーが限られる等を理由に、媒体を選んで掲載するので、求職者が検索媒体を限ると、求人情報を見逃す可能性が高くなります。
以下のように、他媒体もご参考下さい。
NPOを中心に扱う求人媒体で求人を見つけたり採用の需要を把握する
NPOに関連する求人を効率的に検索したい方は、NPOやスタートアップに関する求人を中心に扱う求人媒体を利用してみて下さい。
以下、それぞれの求人媒体の詳細をご紹介します。
DRIVEキャリアはNPOに関連する求人掲載数が多い
DRIVEキャリアは、1993年から活動を行い、1,000人以上の輩出起業家数実績を有するNPO法人ETICが運営している媒体です。
2020年1月時点の掲載数は600強となっていて、NPOやスタートアップ専門の求人媒体としては、最大級規模です。
募集を終了した求人も掲載されていますが、掲載=採用ニーズがあるNPOと認識し、定点観測していれば募集を再開するような事があります。
activoはボランティア・職員応募ともに見つけやすい
activoは運営歴7年程の媒体で、100万以上のPV数があり、毎年150%増でPV数が増加している勢いのある媒体です。
「ボランティア 東京」「ボランティア 大阪」等のキーワードで上位検索されたりと、ボランティアに関連する求人が検索しやすいのが特徴です。
2017年にリニューアルされたこともあり、ボランティアと職員応募と分けて、情報が整理されているので、各雇用形態に合わせて求人情報を検索しやすくなっています。
日本仕事百貨店は現地取材した求人のみが掲載されている
日本仕事百貨店は、「さまざまな生き方や働き方を紹介する」をコンセプトに、掲載を希望する企業やNPO等に対して必ず取材しているので、募集要項以外の情報も豊富に取得できる媒体となっています。
いいことばかり紹介したい会社は、掲載をお断りすることもあるようで、採用のアンマッチが少なくなる工夫が散見されます。
媒体の役割として移住促進も掲げており、地方での仕事が見つけやすいという特徴もあるようです。
まとめ
ファンドレイザーとして働く・NPOで働くための求人を見つけるには、以下のような様々な手段もありますので、できれば長期スパンで複数の手段を活用して、求職活動を行う事をおすすめします。
- フェイスブックで「NPO採用情報」というグループに登録する
- SNSで興味のあるNPOのアカウントをフォローする
- Googleアラート(興味のあるキーワードで効率よく情報収集ができる)で「ファンドレイザー」等を登録する
このブログを機に、皆様が適職を見つけてNPO業界で活躍される事を願います。