NPO・NGOで働くには?ボランティアや有給の正職員など関わり方7選

2020年5月11日

「NPOで働きたい!どんな関わり方があるの?」
そんな方へ向けて、NPOでの働き方・関わり方を7つご紹介します。

NPOだってキャリアの選択肢!有償で働く

有償の仕事を通じて、NPOと関わる方法を4つご紹介します。

内部スタッフとして雇用される

正職員

「NPOで働く」と聞いたときに、まず最初に上がる選択肢ではないでしょうか。
NPO業界への転職を検討している方のなかには、「いったん転職したら一般企業には戻ってこれないのではないか」という不安をお持ちの方も多いことと思います。

しかし、社会課題と真剣に向き合った経験は、キャリア形成の面でも無駄にはなりません。
企業の採用担当者から見ても、いろんな視点を持っている人材を採りたいはずです。
NPOでの勤務経験がマイナス評価になることは少なくなっているのではないでしょうか。

NPO業界の給与水準については、こちらの記事にまとめていますので、併せてご参考になさってください。

NPOの給料はどこから出る?決め方や平均年収、仕組みを5分でチェック

副業

副業的に週1〜3日などで、内部スタッフとして働くという方法もあります。
本業を続けながら、副業でNPOに関わることで、

  • 同じ課題意識を持っている仲間ができる
  • 本業とのシナジー効果が生まれる
  • 単純に収入増が見込める

などといったメリットがあります。
雇用するNPOとしても、正職員ひとりを採用するよりリスクを抑えて労働力を調達できるので、喜んでもらえることが多いです。

NPOで副業する際の、本業の就業規則などについて、こちらの記事にまとめていますので、併せてご参考になさってください。

NPOで副業するには?報酬の有無による規定や、求人の見つけ方

外部から、NPOの活動を支援する

フリーランス

持ち前のスキルや経験を活かし、フリーランスとしてNPOと協働するのもよいでしょう。
案件や成果次第では、NPOの内部スタッフとして働くよりも、収入水準は高くなります。

複数のNPOと関係を持つことで、たくさんの人と一緒に仕事をすることも可能です。
実際にNPO向けのフリーランスとして独立した体験談もありますので、併せてご参考になさってください。

NPOに転職してスキルって身につくの?初心者からWEBマーケ等を学びフリーランスで独立した話

支援会社

NPOの活動を支援する企業で働くことで、NPOに関わることもできます。
たとえば株式会社STYZは、Syncable(シンカブル)というファンドレイジング・プラットフォームを運営、NPOの資金調達を支援しています。

STYZのミッションは、『民間から多種多様な社会保障を行き渡らせる』こと。
社会にオルタナティブなお金を生み出す「Syncable(シンカブル)」や、ジャーナリストへの直接投資で報道を変える「Unveil(アンヴェール)」等のサービスを運営しています。
お金や情報を発掘し、適切なところへ届ける。
そうすることで、新たな社会保障が生まれてくると信じています。

Our Mission

「熱い想いを持って、社会課題の最前線で尽力しているNPOスタッフを応援したい」
そんな方に、ぴったりの働き方ではないでしょうか。

私にできることから始めたい!無償で関わる

ボランティアなど、無償でNPOと関わる方法を3つご紹介します。

理事や監事として、長期的に関わる

団体の役員として、長い目で活動を見守るのもよいでしょう。
NPO法人を設立するためには、理事は3名以上、監事は1名以上、合計4名以上の役員が必要になります。

また理事の3分の2以上は、無給で理事職に従事することが義務付けられていて、理事と監事を兼任することはできません。

これまでに培ってきた知見や経験に基づくアドバイスができれば、NPOのスタッフの方々にも喜んでもらえることと思います。

インターンとして3ヶ月〜1年間、働く

大学生なら長期休暇や休学制度を利用して、社会人ならキャリアの中継ぎとして、NPOでインターンをするのもよいでしょう。

私も社会人3年目に、あるNPOの社会人インターンとして、1年弱働いた経験があります。
それまで一般企業でしか働いたことのなかった私にとって、NPOで働く日々はとても新鮮で、学びの多い時間を過ごさせていただきました。

「インターン=学生がやるもの」とイメージがあるかと思いますが、NPOで社会人がインターンをするのは、キャリアパスとしても大変有効であると実体験とともに感じています。

週末などで、ボランティアに参加する

ボランティアには、大きく以下の2種類があります。

  • 時間を提供する「ボランティア」
  • スキルを提供する「プロボノ」

一般的に想像されるような簡単な事務作業や、被災地での復興支援など、実際に自分の体を動かして活動に参加するのがボランティアです。

一方、本業で得た知識やスキルを活かして、マーケティングや経理など専門的にNPOの活動をバックアップするのはプロボノと呼ばれます。

どちらもできる範囲で、無理なく活動に参加できるのが魅力です。
ボランティアの具体的な受け入れ先は、こちらの記事もご参考になさってください。

NPOでボランティアするには?大学生や社会人向け、募集の選び方3つ

ここまでNPOでの働き方・関わり方を7つご紹介させていただきました。
あなたに合う方法は見つかりましたでしょうか。

どれが良い悪いではなく、自分の生き方に合った関わり方をデザインできるのが、NPOで働くことの良さだと実感しています。
NPO業界への転職を検討されている方のお役に立てていれば幸いです。

この記事を書いた人
鈴木 大悟

この世界のお金の流れを良くしたいという想いがあり、証券会社からNPOに転職しました。 現在はフリーランスのファンドレイザーとして活動しています。 NPOで働く楽しさを知っていただくことで、一人でも多くの方にキャリアの多様な選択肢を届けたい、そんな願いを込めて記事を書いています。